K子の稽古
K子の稽古

K子の稽古

装いの力を使って失いがちな自信を与える人になります

ご訪問ありがとうございます。
想いを装いで実現するファッション心理セラピスト冨山敬子です。

 

6/8は言響表現塾の最終発表会でした。
元女優の宮北先生から4ヵ月かけて心に響く話し方を学びました。
共に学んだ受講生がそれぞれ10分~15分のお話しを披露します。
私は10分セミナーを披露しました。

 

 

 

 

テーマ『精神的にも経済的にも自立する方法』
対象者『40代で自分に自信が持てない子どものいる女性』

 

 

 

 

私の裏のテーマは『自己の解放』でした。
セミコンと違って順位を争うものではないですし、
自分がなぜこの仕事しているのか?
誰を救いたいのか?
その人にどうなってもらいたいのか?
そこをとことんまで突き詰めて考えた4ヵ月でした。
ようやく発表の前日に納得のいくシナリオが完成し、
当日の朝にさらにピタリとはまるメッセージも降りてきました。

 

 

 

 

発表順はトップバッター。会場はまだ温まっていない状態です。
少し台詞を間違えましたが、なんとかやり切りました。上手く話すというよりも、この話を聞いた人に一人でも勇気づけできれば、そう願いながら心を込めて話しました。肝心の話し方はまだまだでしたが、私の心からの想いは伝わったと思います。

 

 

 

 

衣装の色はオードリー・ヘプバーンの本に合わせ、オードリーに敬意を表してティファニーブルーにしました。ネイルカラーも♡

 

 

 

 

オードリの言葉を朗読させていただました。

 

 

 

 

この4ヵ月で私がファッションの仕事をしている原点が見つかりました。これまでにも公表しておりますが、私は31才のときに乳がんになりました。医師から告げられたのは5年生存率10%。その意味さえ理解できないほど私は元気でした。それなのに今からこの胸がなくなってしまう。「生きる」ってどういうことなんだろう。恐怖や不安など、頭で考えられる範囲を超えていました。私、これからどうなっちゃうんだろう。

 

 

抗がん剤で髪は全部抜け、胸は全摘。それでも入院中はまだよかったのです。周りはそんな人だらけですから。退院前日、全身を鏡で見ました。やせ細ってあばら骨が浮き出て体はガリガリ。頭はつるっぱげ。手術跡は酷くて相当辛いものがありました。自分でも「醜い。気持ち悪い」それが正直な感想でした。

 

 

だから、退院して3歳と1歳の子どもと一緒にお風呂に入るのはとても不安でした。「この姿を見て恐がったらどうしよう。気持ち悪いと思うんじゃないか…」それでも私がお風呂に入れるしかありません。意を決して裸になりました。

 

 

「こんなママ気持ち悪いよね。こんなママでごめんね」

 

 

3歳の長女は「ママはママだよ」と言ってくれました。

 

 

その言葉で「私は私のままでいい。この子たちのために生きないと」そう思えたのです。

 

 

それからずっと二人の子どもたちは私を守ってくれました。プールに行くとき、温泉に行くとき、常に私を隠すように立ちはだかって壁を作ってくれたり、バスタオルで隠してくれたり、着替えるのに目立たない場所を一目散に探してくれたり…数え上げるときりがありません。

 

 

長女が4歳、次女が2歳のとき区民プールに行ったときのことをよく覚えています。帰る段になり、大急ぎで長女が着替えていました。「ママは待ってて。○○(次女の名前)、早く着替えて。ママを隠してあげるんだから」そう言って二人して大急ぎで着替えを済ませ、私をバスタオルで隠してくれました。

 

 

なぜそんなことをしたのかというと、プールには毎日のように行っていたのですが、いつものようにプールに行き私は普通に着替えていたら、たまたま隣にいた幼稚園くらいの女の子が私の胸を見て驚いたのか、連れのおばあちゃんに「ねえねえ、なんであの人おっぱいがないの?」と聞いたのです。私はそのおばあちゃんが何て答えるかなと思っていたら、おばあちゃんは「じろじろ見ないの。いいから早く着替えなさい」と見てはいけないものを見たかのような答え方で、その対応にショックを受けました。おそらく長女は私から笑顔が消えたことを察知したのでしょう。それからは私のことを隠すように人目にさらすことがないように小さいながらも気を遣ってくれ始めたのです。

 

 

そんなことがあってからますます子どもたちは陰に日向にずっと私を人目から守ってくれました。子どもたちの優しさに触れるたび、私は涙をそっと拭う、そんな日々でした。

 

 

子どもたちの支えがあるから「おっぱいがなくなっても私は全然大丈夫」そう思って生きていたつもりでした。が、やはりそれは嘘でした。

 

 

それから10年後、友人のランジェリーのお買い物に付き合ったことをきっかけに自分の本当の気持ちに気付きました。それは、もう一度綺麗なブラジャーを着けたい。いやそんな贅沢は言わない。もう一度、普通のブラジャーを着けたい。もう一度、普通に戻りたい。そう、普通でいい。普通の体に戻りたい。普通にブラジャーをして、普通に制限なく自由に服を着たい。だけど、今更手術なんてと諦めたり、いやもう一度…悩んでは諦めきれない、その繰り返し。やっぱり再建手術をしたい、その気持ちは日に日に強くなりました。

 

 

そして、再建手術をしました。8ヵ月かけて6回の手術を経て完成した胸。もう一生着けることはないと諦めていたかわいいブラジャーを着けたとき、小さな試着室で自分の胸を抱きしめました。それから好きな服を自由に着ることの出来る喜び、制限することなく服を選べる喜び、もう一度お洒落出来ることの喜びを心から味わいました。

 

 

私にとってファッションは生きる希望となったのです。

 

 

 

 

だからこそ私は、装いの力を使って失いがちな自信を与える人になる、それをこれからも心がけていきます。

 

 

 

 

終わって緊張の糸が切れたのか、思わず涙。
せっかくの宮北先生とのツーショットが変顔。あららら。
宮北先生、スタッフの方々、共に学んだ受講生たちのおかげで自分解放と自分宣言ができました。ありがとうございました。
皆様に感謝です。

 

 

 

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